リヤド, 2025年12月28日 - (JCN Newswire) - リヤド・シーズン2025の主要イベントの一つである「The Ring V:ナイト・オブ・ザ・サムライ」が27日、ブールバード・シティ内のモハメド・アブドゥ・アリーナで開催された。大会のメインイベントでは、日本の王者・井上尚弥がメキシコの挑戦者アラン・ピカソを相手に、スーパーバンタム級世界タイトルを判定3-0で防衛し、世界最高峰の一戦を制した。

大会はサウジアラビア国歌の演奏で幕を開け、ハイレベルな競技が繰り広げられる一夜の始まりを告げた。メインイベントは慎重な立ち上がりとなり、両者が第1ラウンドで距離とタイミングを探り合った。第2ラウンドには井上が強烈な連打で主導権を握り、第3ラウンドでも左のクリーンヒットを重ねて試合を優位に進めた。第4ラウンドは互いに警戒を強め、拮抗した攻防が続いた。
中盤以降、ピカソは第6ラウンドで攻撃的な姿勢を強めたが、井上は巧みなフットワークと正確なパンチでこれを封じ込めた。第7ラウンドではピカソが前に出て活路を探ったものの、井上のスピードとリングIQが試合の流れを支配。終盤には両者が力強い打ち合いを展開し、場内は大きな歓声に包まれた。最終ゴング後、判定は3者一致で井上の勝利となり、世界王座の防衛に加え、『ザ・リング』誌のベルトも獲得した。
前座では、日本の堤麗斗がフェザー級でメキシコのレオバルド・キンタナを第4ラウンドKOで下し、会場から大きな拍手を浴びた。
ライト級では、ドミニカ共和国のエディンソン・ガルシアが日本の今永大雅に判定2-1で競り勝った。第8ラウンドにはガルシアがダウンを奪う場面もあったが、今永は持ち直して最後まで戦い抜いた。
また、スーパーバンタム級では日本の中谷潤人がセバスチャン・エルナンデスに判定勝ち。テンポの速い展開の中で、技術力の高さを示し、着実な成長を印象づけた。
「The Ring V:ナイト・オブ・ザ・サムライ」は、今年屈指のボクシングイベントの一つとして高い評価を受け、リヤドが世界有数の国際ボクシング開催地として存在感を強めていることを改めて示した。国際色豊かな観客動員と大会運営の質の高さも、その地位を裏付ける結果となった。
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